レマン湖に注ぐローヌ川の屈折点に位置するマルティニは、古くからの交通の要所として栄えた町です。
現在ではスイスとフランスのシャモニ谷を結ぶ鉄道、道路の分岐点となっています。
郊外の丘陵地には、ぶどう畑が沢山あり、スイス有数のワインの生産地となっています。
私達は、電車にてスイスよりフランスのシャモニに行く途中この町を通りました。
シャモニへは、ジュネ-ブからバスで行くのが一般的ですが、マルティニから電車で山越えする事も出来ます。
この電車による旅は、少し時間がかかるものの、谷沿いに展開する素晴らしい車窓の景色を見る事が出来ます。
電車は、山肌を縫うように右に左に車輪を軋ませながら谷を登って行きます。スイスとフランスの国境を過ぎ、しばらく走ると視界が開けてきます。
谷の行く手遠くに巨大なモンブラン山群が見えてきます。素晴らしい眺めです。
シャモニ谷に入ると個性的な村落を通り過ぎて行きます。モンブランが一段と大きく見えるところでシャモニに到着です。
マルティニ〜シャモニ